仙台の定禅寺通りを歩いた。

平日19時のことだ。

前を歩く女の子のGパンからハミパン。
しかしそれはラインストーンがきらきら光る見せパン。
ミュールもしっかり7センチはあり、足長効果も抜群です。

ス、スキがねえ!って感じでしょうか。例えるなら仙道君のディフェンスくらい。

コットンシャツにコットンパンツ(いえ下着でなく。)、ぺたんこ靴という怠けた格好でふらふらしている私には抜けそうもありません。若い娘さんは目の保養になって良いね。

ああ敗北〜とふらふらしつつ見せパンを凝視したまま後について進むそんな私の目の前を、今度は仙台唯一にして最大の歓楽街国分町にまさに今!ご出勤のホステスさんがツカツカとヒールの足音高らかに横切ってゆかれました。

真っ白のひとつボタンスーツ、インナーももちろん白、美容院から出てきたばかりの完璧なまとめ髪、アーチが完璧な眉毛、驚けそれって10センチあるんじゃないですかヒール。

す、隙がねえ!!って感じでした、例えるなら河田(兄)のディフェンスくらい。

きっと同じ年、いやもしかしなくても年下だよなあ・・・と目で追いつつ視線をル・グレンのショーウインドウに落としたら、そこにはコットンシャツにコットンパンツ、ペタンこ靴に髪ボサの自分の姿。

私とはベクトルがまったく違うので張り合うつもりはまったくないのだけれど、ちょっと、悲しくなったことは確か。


あの、別に仙道が河田(兄)よりどうこういっているわけではないです念のため。